片目睡眠法は、半球睡眠とも言われている睡眠法です。
片目睡眠法を使えば24時間眠らないで行動できるという事ですが、果たして真相はどうなのか?
人間を始めとした大半の動物は、
きちんと睡眠を取らなければ生きていくことが出来ません。
しかし、イルカや渡り鳥などの一部の動物は、
完全に睡眠に入ってしまうと生命に危機が生じるため完全に眠ることはしません。
イルカは哺乳類で肺呼吸をしていますから、
水中で完全に眠ると溺れてしまいます(´エ`;)
また、渡り鳥は長距離を飛行する必要があるためじっくり休んでいる暇はありませんし、
海上に適切な休息所があるとは限りません。
・・・かと言って、
全く眠らないと脳が休息できず、生きていく事が出来ません。
そこで、完全に眠らずに脳を休める方法として、
イルカや渡り鳥は片目睡眠法(半球睡眠)を行っています。
片目睡眠法(半球睡眠)とは何か?
片目睡眠法(半球睡眠)とは、
片目をつぶる事で、脳を半分ずつ休ませる睡眠法です。
右目は左脳、左目は右脳と繋がっているため、
まず右目を閉じて左脳を眠らせる
次に左目を閉じて右脳を眠らせる
といった具合で、脳を半分ずつ休息させる事で、
完全に眠ってしまうのを防いでいます。
こうする事で24時間、脳の一部が動き続けますので、
イルカはいつでも呼吸する事が出来き、渡り鳥は長距離を飛ぶことが出来ます。
片目睡眠法(半球睡眠)は人間でも出来るのか?
人間はイルカや渡り鳥のように、
片目睡眠法(半球睡眠)を使うことが出来るのでしょうか?
もし片目睡眠法(半球睡眠)を使えるならば、
タイトルのように24時間眠らないで行動する事が可能ですし、
テスト勉強や仕事で徹夜する際も、
こっそり?脳を休めることが出来るのですが・・・
残念ながら、人間はイルカのように、
完璧な片目睡眠法(半球睡眠)を実施する事は出来ません。
一部の国や機関で、片目睡眠法(半球睡眠)を研究しているようですが、
まだまだ実用化には至っていないようです。
しかし、片目を瞑って脳に入る情報を制限する事で、
少しでも脳を休息させる事は可能です。
どうしても睡眠時間を取る事が出来ないが、
眠くて仕方が無い・我慢できないといった状況になった場合、
一度片目睡眠法(半球睡眠)を試してみるのも良いかもしれません。
コメントを残す