睡眠は大きく分けて、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の2種類に分類されます。
今回は「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の違いや、
それぞれの特徴について、順を追って説明していきます。
前回の記事で睡眠の種類には、
「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の2種類があると説明しました。
しかし「レム睡眠」や「ノンレム睡眠」といった名前は知っていても、
『何が違うのかよく分からない・知らない』といった方も多いと思います。
そこで今回は、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の違いや、
それぞれの特徴について、順を追って説明していきます。
レム睡眠とは? ~ レム睡眠の特徴と見極め方 ~
そもそも「レム睡眠」の「レム」って何なんでしょうか?
実はレム睡眠の「レム」とは「Rapid eye movement ⇒ 急速眼球運動」の事で、
「Rapid Eye Movement」の頭文字を取って、「REM=レム」と呼ばれています。
つまりレム「睡眠」とは、
「Rapid eye movement sleep ⇒ 睡眠中の急速眼球運動」の事となります。
もっと簡単に説明すると、
睡眠中に「ぴくぴくと目が活発に動いている時」が「レム睡眠」ですねヽ(・ω・。ヽ)
レム睡眠中の特徴としては、
- 脳が活発に動いている
- 身体に力が入らない(金縛りの状態)
と言った事が挙げられます。
つまりレム睡眠中は身体を休める時間であり、脳は働いている状態となるわけです。
以上のことから、
レム睡眠の役割は、主に『身体を休息させる』事だと言えます。
夢を見たりするのも、このレム睡眠中となります。
ノンレム睡眠とは? ~ノンレム睡眠の特徴と見極め方~
ではノンレム睡眠の「ノンレム」とは何か?
レム睡眠の「レム」が「Rapid eye movement」であるのに対し、
ノンレム睡眠の「ノンレム」とは「Non-Rapid eye movement」となります。
直訳すると「急速眼球運動をしていない状態」と。
つまり「レム睡眠では無い状態」の事を「ノンレム睡眠」と言います。
ノンレム睡眠の特徴としては、
- 脳が休息している状態
- 身体に多少力が入らなくなる(レム睡眠ほどではない)
と言った事が挙げられます。
ノンレム睡眠の役割は、主に『脳を休息させる』事だと言えます。
また、ノンレム睡眠は睡眠の深さによって4段階に分ける事が出来ます。
(睡眠の「深さ」については、次回の記事で説明します)
レム睡眠とノンレム睡眠の違いを纏めると。
以上の事から、レム睡眠とノンレム睡眠の違いを纏めると、
・脳が活発に動いている
・身体に力が入らない
・脳が休息している
・身体に多少力が入らなくなる(レム睡眠ほどではない)
となります。
レム睡眠は身体を、ノンレム睡眠は脳を休息させる役割を持っているんですね。
つまり、睡眠不足で身体に影響が出ている人は、
レム睡眠がきちんと取れていないのかもしれません。。
逆に、睡眠不足で精神的に影響が出ている人は、
ノンレム睡眠がきちんと取れていないのかもしれません。。
現在ぐっすりと眠れていない、寝不足の影響が出ているという人は、
一度自身の症状を把握した上で、「レム睡眠」「ノンレム睡眠」について意識してみてはいかがでしょうか?
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