ストレスを全く感じていない!-そんな人、なかなかいませんよね。
勉強や仕事、家事や育児に忙しく過ごす中では、どうしてもストレスは生まれてしまうでしょう。とはいえ、ストレスはほおっておくと様々な健康美容被害をもたらしてしまいます。
女性の天敵ともいえる肌荒れだってストレスによって引き起こされてしまいますし、ストレスで見る見るうちに頭の毛が薄くなってしまった!なんて男性も少なくありません。
そんな数ある健康美容被害の中でも、深刻なのが“寝不足”です。
つまりストレスによって、眠ることが出来なくなってしまう(=不眠症)というケースですね。
今回はストレスで寝不足になってしまいがちな方に向けて、ストレスフリーになって入眠しやすくなる方法を一挙にご紹介していきたいと思います。
ストレスフリーで入眠する方法①入浴の時間を調整する
まず最初にご紹介する方法は、お風呂に入るタイミングを調整するということです。
・寝る時間よりも1時間前にお風呂に入るようにする。
・夏場もシャワーで済まさずに、湯船にじっくり使って身体を温める。
・入浴中にスマートフォンやタブレットは使用しない。
・お湯の温度は40度前後とぬるま湯を心がける。
・湯船の中に10分程度はつかるようにする。
・リラックスできるようなヒーリングの音楽をかける。
・リラックス効果の高いアロマの入浴剤などを使用してみる。
キーポイントは、就寝の1時間前という事。
お風呂に入って体温をあげ、お風呂を上がって体温が下がったタイミングでベッドに入るようにしてみてください。
そうすることで、睡眠前の体温がぐんと一気に下がりますので、寝つきが良くなるといわれているんですよ。
ストレスがある状態だと、もともと体に備わっている自分の体の体温を下げる機能が弱まってしまうんです。
ですので、お風呂の時間を調整することで上手に入眠できるようにしてあげましょう。
ストレスフリーで入眠する方法②軽いストレッチをする
続いてご紹介する方法は、ストレッチです。
・就寝前に軽いストレッチを行う
・手足を中心に伸ばすストレッチがベスト
この方法は至ってシンプルです。
メカニズムとしては、前述の入浴と同様で、ストレッチを行うことで、私たちの体は血行が良くなりますよね。血行が良くなれば自ずと体温も上がります。
つまりは、ストレッチ後に自然と体温が下がりますので、入眠しやすくなるというわけなんです。
手足を中心にしてほしいのは、身体の末端の血流を良くしてほしいから。そうすることで、身体から熱が放出されやすくなりますので、自ずと身体の深部の体温もぐっと下がりやすくなる。
結果として、ストレスフリーで入眠できるようになるというわけなんですよ。
ただし、注意してほしいのはあくまでも“軽いストレッチ”ということ。激しい運動はかえって逆効果。興奮状態で、眠れなくなってしまう可能性も否定できません。
環境にも気を配って
いかがでしたか?
ストレスによって寝不足が引き起こされてしまうと、今度は日中に眠気が襲ってきてしまいます。
そうなれば、もう仕事や勉強のコストパフォーマンスが悪くなる。自分の思い通りに行かなくなって、さらにストレスがたまる…。そうしてまた眠れなくなる…。
負のループに陥ってしまいます。
そうなってしまう前に、寝不足を解消するちょっとの工夫をぜひ実践してみてください。
ちなみに、せっかく前述の対策を練っても、寝る前にスマートフォンをベッドの中でいじる…なんて絶対にやめてくださいね。スマートフォンの光は、脳を興奮状態にもたらし、それこそ寝不足の一因になってしまいます。
寝室には、極力スマートフォンは持ち込まない等の工夫もしてあげましょうね。