例えば学生さんの場合は試験期間中だったり、社会人の方だと仕事が残業続きだったり…。
子育て中のママさんだと、子供の夜泣きだったり。
いろんな理由で寝不足が続いてしまうことって、多くの人にとって日常的なことだと思います。
そんな寝不足の状態で朝起きると、目が真っ赤!という経験をしたことはありませんか?
今回はどうして寝不足で目が充血してしまうのか?
その理由と対処法についてご紹介していきたいと思います。
目の充血には様々な理由がある
まず大前提として知っておいてほしいのは、寝不足が必ずしもすべての目の充血の原因とは限らないということです。
以下、いくつか目の充血の原因とされるものをピックアップしてご紹介していきます。
ご自身のライフスタイル等と照らし合わせてみて、気になる場合は必ず眼科医などの専門医を訪ねるようにしてくださいね!
①外部からの刺激などで、目が炎症を起こしてしまっている場合
例を挙げると、シンプルに目にゴミなどが入ってしまった場合や、合わないコンタクトレンズをしてしまった場合。
あるいは紫外線を強く浴びてしまったり、プールで泳いで目が充血してしまった場合等がこれにあたります。
あとは、目をこする癖がある人も要注意ですよ。
②病気で目が炎症を起こしてしまっている場合
目の充血が常に気になっているような人は要注意。
もしかしたら何か別の病気が潜んでいる可能性があるでしょう。
例を一部挙げてみると、ドライアイもそうですし、結膜炎(花粉症によるものも含めて)なんかもそうですね。
他にも感染性の結膜炎だったり、ブドウ膜炎等など…。上げだすときりがないほど、実はたくさん目に炎症を起こす病気はあります。
気になる場合は、早めに医師に相談をするようにしてくださいね。
感染性のものだと、周りにも移してしまいますよ!
③目の疲れによって炎症を起こしてしまっている場合
最後は目の疲れによるものですね。
これがのちにご紹介する睡眠不足による充血と関係してきます。
例えば一日中パソコンを使うような仕事をしている方なんかがなりやすいですね。
目をあまりにも酷使してしまうと、充血してしまうんですね。
寝不足で目が充血するのはなぜ?
さて、前述の③番でご紹介しましたが、寝不足で目が充血してしまう理由は、ずばり“目の疲れ”から来ています。
睡眠時間が不足してしまう、イコール長時間目が活動しているということですよね。
目が酷使されて、疲れ目になってしまい、その結果目が充血してしまうんです。
具体的に目の中で起こっている事を言うと、“酸欠状態”であるということ。
寝不足によって、目までしっかり酸素が回らなくなってしまうんです。
その結果、目が酸素不足に陥ってしまって、それを補おうとして、白目に血流がいつも以上に回ってしまう。
何とか改善しようと、目自身が頑張っている状態。
そうして、目が真っ赤!になってしまうんですよ。
寝不足による目の充血を緩和する方法とは?
寝不足によって目が充血してしまった場合、対処方法としてはやっぱり規則正しいライフスタイル。
栄養と休養をしっかりとって、規則正しく生活するに限ります。が、そんなことは誰でもわかり切っている話!(笑)
今回は、目の充血にダイレクトに働きかけてくれる方法をご紹介しますね。
①目薬をさす。
一番手っ取り早いのが目薬でしょう。
おすすめとしては、パンテノールやタウリンといった成分が配合されているめぐりを選ぶこと。
目に栄養をしっかり届けてくれますよ。
「とにかく早く充血を治したい」なんていうせっかちさんには、塩酸テトラヒドロゾリン、あるいはナファゾリン塩酸塩が配合されている目薬もおすすめです。
充血をダイレクトに落ち着かせてくれます。
②目を冷やしてあげる。
硬く知ったタオルで目元を冷やしてあげたり、あるいはダイレクトにお顔を冷水で洗うのもいいでしょう。
充血のもとである血管の膨張を押さえてくれますよ。