寝不足が続くと身体に様々な症状が出てきますよね。
頭痛もそうですし、イライラなんかも睡眠不足によって引き起こされるといいます。
そんな中でも寝不足が原因だと気づかない方が多いのが、“寒気”なんです。
今回はそんな寒気、どうして寝不足によって引き起ってしまうのかをわかりやすくご紹介していきたいと思います。
実はその寒気は風邪の前兆だった
最初に結論からお話すると、寝不足によって感じる寒気はずばり「風邪」によるものだったんです。
正しくは、「風邪の前兆」。というのも、寝不足になると私たちの身体は必然的に免疫力が落ちるといわれています。
これは実は様々な研究結果でも実証されていること。
不眠症の方やうつ病の方々の免疫ダウンには、睡眠時間の長さと質が関係しているとの研究結果もあるくらいなんですよ。
睡眠不足は様々な免疫機能をダウンさせる!
実は睡眠不足の時に影響を及ぼしてしまう免疫機能には2種類あるといわれています。
つまり、睡眠不足が続いてしまうとこれらの免疫機能がダウンしてしまうんですね。
その結果、風邪菌などのウイルスの影響も受けやすくなってしまうというわけなんです。
(参考:日経ナショナル ジオグラフィック社
あなたの風邪は睡眠不足から?睡眠と免疫力の深い関係
)
寒気を感じたら栄養補給も大切
もし寒気を感じたときにあなたが寝不足状態だったのであれば、やっぱりまずは睡眠が大切。
とその前に、十分に栄養補給をしてからしっかりと睡眠をとってあげましょう。
単なる寒気と思っていては、風邪の前兆で済まなくなってしまい、最終的に本格的な風邪を引き起こしかねません。
・ビタミンA・C・Eといったビタミン類も積極的に摂ってあげましょう。お鼻などの粘膜のもととなってくれるため、更なるウイルスが体内に入りこむことから防いでくれますよ。
・高タンパクな食材も料理に取り入れましょう。お豆腐や白身魚なんかがおすすめ。栄養価が高く、尚かつ消化が良いので、体力が落ちていて消化機能もダウンしやすい風邪の時にもおすすめです。おうどんなんかに入れてもいいかもしれませんね。
免疫力アップに睡眠は欠かせない
いかがでしたか?
実は私たちの身体が免疫力をしっかりキープするためには、自律神経も大きく関係してくるといいます。
というのも自律神経がバランスを崩してしまうと、必然的に免疫力がダウンするんですね。
自律神経を保つためには、質の良い睡眠が大切。
例えば、寝るぎりぎりまでスマートフォンやテレビを見ている人なんかは要注意。
最低でも就寝時間の1時間前にはこういった電子機器から離れるように心がけましょう。
これらの電子機器が発するブルーライトは、私たちの身体を興奮させ、朝だと勘違いさせてしまうといわれているんですよ。
又、普段シャワーだけで済ませている人や食べた後にすぐねるなんて生活をしている人も要注意。
いずれにしても、質の良い睡眠からは遠ざかってしまいます。
食事はお風呂の前に済ませて、ゆっくりと湯船に使ってリラックスする。
そうしてヒーリングの音楽やアロマなんかを使ってリラックスして眠りにつく。
毎日のはいかなくとも、たまにはこうして質の良い睡眠のための過ごし方をしてみるのもいいかもしれませんよ^^