寝不足で腹痛や下痢になる?寝不足が原因の腹痛や下痢の対策について

寝不足による体調不良と言えば、頭痛や吐き気、めまいなどを想像すると思いますが、実は寝不足で腹痛や下痢となる人もいるのをご存知でしょうか?

寝不足と腹痛や下痢は全く関係が無さそうですが、なぜ寝不足で腹痛や下痢になってしまうのか?

今回は寝不足によって腹痛や下痢が起きる原因と、その対策について調べてみました。

寝不足による腹痛や下痢の対策

寝不足が腹痛や下痢の原因となるのは、寝不足の疲れが脳だけではなく、神経にも蓄積される所にあります。

人間の体の機能は交感神経と副交感神経という2つの自律神経によってコントロールされていますが、十分な睡眠が確保できていないと自律神経のバランスに乱れが生じます。

 

自律神経の乱れの影響が顕著に表れるのが消化器官である胃腸です。

胃腸の働きが鈍ってしまうと食物の消化が正常に行われなくなるため、腹痛や下痢が生じることになります。



寝不足で腹痛になった時の対処法は?

寝不足で腹痛になったら・・・

寝不足による腹痛や下痢は、他の症状と比べて対策が立てやすいです。

もちろん、寝不足を解消する事が重要ですが、痛んだ胃腸のケアも合わせて実施することで、早く腹痛や下痢を治すことが出来ます。

胃腸をケアするポイントは大きく分けて3つあります。

食事を改善する

腹痛や下痢は寝不足によって弱った胃腸が食べ物を上手く消化できないことで発生するため、胃腸に優しく消化し易い食べ物を摂取するようにすれば、腹痛や下痢を回避することができます。

寝不足の日の朝食はお粥、雑炊、おじや、うどん、豆腐、豆乳、野菜スープなどを食べるようにするといいでしょう。

 

食事回数を減らす

食事の回数を減らしたり、あるいは、丸1日なにも摂らずに断食したりするというのも手段の1つです。

現代の日本では1日3食食べることが健康的な生活を送るために必要不可欠と考えられていますが、1日食事を摂らなかったからといって栄養が不足することはありません。

また、食べ物を完全に消化するためには12時間程度かかるので、1日3食の食事を食べると常に胃腸に負担を強いることになります。

寝不足などで食欲がない時は無理に食事を摂らないようにした方がいいでしょう。

 

胃腸薬を飲む

飲み会等で寝不足の場合は、睡眠不足だけでなく前日の食事も腹痛や下痢の原因となっている可能性があります。

前日の食事が原因で腹痛や下痢が生じている場合は、当日の食事に制限を設けるだけでは腹痛や下痢を回避することができません。

前日に食べ過ぎた自覚があり、かつ、寝不足でよく腹痛や下痢を引き起こすという方は胃腸薬を服用するといいでしょう。

 

緊急時は薬局で症状を伝えて購入するのが早いですが、外に出たくない方や、1~2日待てる方はAmazonなどの通販でも購入する事が出来ます。

また、普段から腹痛や下痢で調子が悪い方や仕事の付き合いなどで飲み会の頻度が高い方は、普段から少しずつ胃のケアをするようにしましょう。

管理人のおススメは指定医薬部外品でもある「イツラック」です。

イツラックは漢方の成分を配合していて薬よりも体に優しく、また、市販の胃薬よりも一日当たりの価格が安く済むのでおススメです。

 

食事以外で出来る対策は?

 

食事以外にも、胃腸の働きはツボの指圧を通じてある程度活性化させることができます。

簡単ですので、下の動画を見て実際にやってみてください。

ヘソとみぞおちの真ん中にある中脘(ちゅうかん)、親指と人差し指の骨の付け根にある合谷(ごうこく)は腹痛や下痢に効くツボとして有名です。

グッと押し込むようにして指圧すると、お腹の痛みを和らげることができます。

 

寝不足によって腹痛や下痢を起こす方の大多数は日常的に腹痛や下痢の症状に悩まされている胃腸の弱い方です。

腹痛や下痢が起きた時、起きそうな時には上記のような対策がありますが、胃腸が弱い方は普段から十分な睡眠を確保するように心がけることも大切です。

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