睡眠時間が長い人もいれば短い人もいます。一般的に、睡眠時間が9時間以上の方はロングスリーパー、睡眠時間が6時間未満の方はショートスリーパーと呼ばれています。
人間にとってロングスリーパーとショートスリーパー、どちらの方が体に良いでしょうか?
ショートスリーパーとロングスリーパーの有名人を例に比較してみました。
ロングスリーパーとショートスリーパーの有名人
ロングスリーパーの有名人には物理学者のアルベルト・アインシュタイン、ショートスリーパーの有名人にはフランスの政治家にして革命家のナポレオン・ボナパルト、発明家のトーマス・エジソン、画家のレオナルド・ダ・ヴィンチなどがいます。
アインシュタインのようにロングスリーパーでも偉大な成功を収めている方も少なくありませんが、眠っている間は基本的になにも出来ません。
その点、ショートスリーパーであれば起きている時間を勉強、仕事、趣味に費やすことができるため、時間を有効に使うことができます。
こうやって見るとショートスリーパーの方が有利に見えますよね。
ロングスリーパーのメリット、ショートスリーパーのデメリット
ショートスリーパーにもデメリットが有ります。
そもそも、ショートスリーパーでも短時間の睡眠で熟眠感を得ている方ばかりというわけではなく、ショートスリーパーには昼間に何度も昼寝を取ることで休息を取っているという方も多いです。
ショートスリーパーとして知られるナポレオン・ボナパルトもよく居眠りをしていたという逸話が残っています。
昼間に短時間で深い睡眠を取ることができるというのはメリットではありますが、試験や試合など、長時間緊張状態を維持しなければならない場合はデメリットとして働く可能性もあります。
これに対し、ロングスリーパーの方は夜間に十分な睡眠時間を確保しているため、昼間に眠気に襲われるということはほとんどありません。集中力が高い状態を長く持続することができます。
では、ロングスリーパーにはデメリットはないのでしょうか?
ショートスリーパーのメリット、ロングスリーパーのデメリット
ショートスリーパーのメリットの一つとして、生活リズムに睡眠の質を左右されないという点が挙げられます。
例えば、仕事や飲み会の影響で帰りが遅くなった場合でも、ショートスリーパーであれば短時間の睡眠で十分なリラックスを得られるので、翌朝まで疲れが残るということはほとんどありません。
しかし、ロングスリーパーは毎日長時間の睡眠時間を確保しなければならないため、生活リズムによって大きく睡眠の質が左右されることになります。
そのため、ロングスリーパーはショートスリーパーよりも睡眠障害を引き起こす可能性が高いと言われています。
まとめ
一般的にロングスリーパーの人はショートスリーパーの人に憧れる傾向があり、世の中にはショートスリーパーを目指す短眠法というものもあります。
しかし、最適な睡眠時間というものは個人差があり、無理をして睡眠時間を短縮しようとすると脳や体の機能が著しく低下したり、場合によっては睡眠障害を引き起こす場合もあるので、無理のない範囲で実践することが大切だと言えます。